夜はがらがら どんどんどん

山本正之( インディペンデンス ) 夜はがらがら どんどんどん歌詞
1.冒険ランゲルハンス島


2.ラジオ「山本正之の夜はがらがらどんどんどん」より


3.キットクルマンの歌


4.快諾サシアゲマンの歌


5.トーク


6.大化改新


7.私のカレは隠れ切支丹


8.大嘘忠臣蔵

作詞:山本正之
作曲:山本正之

赤穂浪士のみなさん〜〜
シンシンシンシンシンシン
トントントン バサバサ エイエイオー
浅野内匠頭は おたくだった
北斎のマンガを 残らず集めてた
それが江戸城の 評判になって
カレのコレクションを
欲しがるヤツがいる

ねえねえ、タクミちゃん「なあに?」
キミの北斎を、「うんうん」
ぼくの広重と、「ええーえ?」
交換してよ、「やーだよー」

断られたその人こそ 吉良上野之介
会社でいうなら総務部長
ジワリとイジメを始めたよ

きょうは京都の使者が来る
みんな烏帽子をつけるのに
アラアラきみは裃か
この、イモザムライ、イモザムライ、
ポンポンおでこがイモザムライ

あああ 松の廊下 浅野が刀抜く

シンシンシンシンシンシン
トントントン バサバサ エイエイオー

大石内蔵助は スケベだった
祇園のねえちゃんを 残らずこましてた
息子の大石主税 バリバリのツッパリ
暴走仲間の矢頭石衛門七に 話を持ち掛ける

よーよーエモシチよー「なあーんだよー」
おれのオヤジは「アー、 あのタコかあ」
だせえヤツだよな「かんきーにーよ」
カッコつけさせてやろうぜ

考え出したアイデア 吉良邸討ち入り
いいかた変えれば集団テロ
目立つファッション火事装束
いけいけ本所吾妻橋

門を壊してなだれこみ
ねぼけまなこの丸腰に
あびせかけるよ合言葉

「山、…」「……は?」
「山、」「え……?」
「山っ、」「……ああ、本」
あああ 川を知らずに
肉を切られる吉良侍

堀部安兵エどの〜〜
シンシンシンシンシンシン
トントントン バサバサ エイエイオー

吉良上野様の どこが悪い
マンガをいちまい 欲しがっただけなのに
それはひとえに 大切なものを
思う心が 起こした事件だね

さてさてそこもとが、
「なんだねあんたたちは」
吉良様でござるな、
「ちがうちがう、ただのジジイだよ」
ウソをついても、
「うそなんかこいとーへんて」
その三河弁でバレる
「しまったーっ」

炭置き小屋でみつけたぞ 四十七士の鬨の声
あとは切腹主君の元へ いけいけ高輪泉岳寺

こんな美談を語るほど
日本は情けの国だった
今からでも遅くない
思い出を 空想を
ポンポンおでこに画こうよね
あああ 松の廊下で
コミケをひらきましょう


9.トーク


10.南国美少女

作詞:山本正之
作曲:山本正之

南国の美少女は
シュノーケルを持ってない
水とおんなじ色の サカナのようだ
ある日ビーチで両親と
地引網をひいてたら
かわいい弟が かかってきたよ
幸せどこから産まれるの
海の底から産まれるの
潮の香やさしい 赤道直下

南国の美少女は
シャンプーを持ってない
風とおんなじ色の 木の葉のようだ
難破船が流れつき
いっぱいおもちゃをくれたけど
偉大な酋長が たべてしまったよ
イタズラどこへ捨てましょう
ワニの背中で遊びましょう
さざ波きらめく 遠洋孤島

南国の美少女は
クチベニを持ってない
空とおんなじ色の 小鳥のようだ
こわいお化けが火を噴いて
頭の上を飛んでった
祈祷師がタイコを 叩いていたよ
ここは常夏かわらない
くだものいろんで無くならない
太陽まぶしい 熱帯雨林


11.天山草原騎馬少女


12.シチリア島マフィアの美少女


13.トーク


14.人生のクサリガマ

作詞:山本正之
作曲:山本正之

苦しい今日の日が あればこそ
うれしい明日が 待っている
草刈り稲刈り金を借り 怒りが込み上げた
ふるさとサヨナラ がんばるばいけんね
泣くな弟よ妹よ
人生クサリガマ 分銅とばせば夢も飛ぶ

くやしい涙を のんでこそ
楽しい笑顔で 手を振れる
おかまのお米が底をつき
あきらめもついた
ふるさとサヨナラ
やったるばいけんね
泣くな弟よ妹よ
人生クサリガマ
腕にまきつくサビとワビ

いやしい心を 捨ててこそ
やさしい誰かが あらわれる
刀が無くても勝たなけりゃ
咲かない武芸花
ふるさとサヨナラ
ふんばるばいけんね
泣くな弟よ妹よ
人生クサリガマ
切れ味しょっばい汗のあじ


15.このまちだいすき